文字に力を持たせるためのリファレンスブック

キャッチコピー力の基本

キャッチコピー力の基本

メルマガを配信してもアクセスが少ない、ウェブサイトへ掲載したのにクリック数が伸びない、営業資料の魅力が足りない、上司へプレゼンをしても反応が悪い、そんな時は文字の力自体が全く存在しなかったり、魅力がないのかもしれません。
本書はタイトルの通りキャッチコピーを作るためのテクニックが77個紹介されています。いや、78個かな?48個目は。。。本書を読んで考えてみてくださいね!
本書はテクニック集であるので、まずポイント200を超す実際の事例が散りばめられています。自分がどんなモノ・サービスを紹介しようとしているのか、対象は誰なのかを考えたあとに本書の事例をみつつキャッチコピーをいくつも考えてみて、そこから選ぶと非常に効率が良く効果の高いものが生まれることでしょう。その紹介するサービスは一般的なものであれば、"新しい"ことが一目でわかる文言にしてみたり、対義語の利用によって"意外性"を強調してみたりすることも面白いですね。文章を考える場合は七五調や五七調を意識して作ってみたりすると覚えやすかったり、相手に響いたりするかもしれません。ターゲットとなる顧客層は想定されていますか?ターゲットに響く言葉、ターゲットが"自分に関係ある"モノ・サービスだと思うには、どのような形容詞がいいでしょうか?本書の事例を見ながらもう一度考えてみてください。企画書、チラシ、POP、プレゼン、会議、ブログだけではなく、もしかしたら彼氏・彼女に対するアプローチにもいいかもしれませんよ。
私は本書を自炊して職場でも閲覧できるようにしておこうと思います。困ったときに見ながらプレゼンのタイトルを決定したり、レポートの章タイトルとして使ったりすれば、導入部分で惹きつける事も可能になるのでは?と考えています。さて、皆さんはどのように使いますか?