ウェブPR力

ウェブPR力 マスコミに頼らないPRとマーケティングの新ルール70

ウェブPR力 マスコミに頼らないPRとマーケティングの新ルール70

株式会社ニューズ・ツー・ユー名義の書籍ということなのでWEBマーケティングについて書かれていますが、個人的にはいつの時代のWEBマーケティングの本だろうという印象です。ブログやSNS等の台頭により企業はそれぞれのメディアで情報をShareしてもらえるように、マーケティング戦略を考えなければならないと。そしてパーマリンクとその意味、もし内容に相違があった場合の対処等が書かれています。
広報を担当されている方に関しては、後半の実際のPR文章の例や書き方のポイント、実際の文章例が複数のパターンに分かれて網羅されている。私個人はPR担当ではないので分からないが、PRで出す情報をほぼ全て網羅されていると思われます。その部分は有益だと思うので机に1冊置いておくと良いでしょう。
マーケティング方法に関して、新しい知見があるかどうかはわかりませんが、もう少しShareに重点を置いた、具体的に言うとソーシャルストリームに重点を置いたマーケティング戦略を考えていただきたかったと思います。また、各チャネルごとにShareを発生させるための方法としては、単純にPR文章を考え、工夫するだけではダメだというようにも取れます。(すみません。ここは読み取れていないだけだと思います)
そういう意味において、本書はあくまで企業のHPでPR文書を書く書き方、工夫、具体例を列挙されたものであると感じています。

以下、ソーシャルメディアマーケティングのポイントで私個人が知らなかった部分のメモです。
Catchy(奇抜性)
Useful(有用性)
Trendy(話題性)
Interesting(面白さ)
New(真新しさ)

日経BPマーケティングにも解説があります。
http://special.nikkeibp.co.jp/ts/article/0h0h/100827/

ウェブPR力 マスコミに頼らないPRとマーケティングの新ルール70

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