【Google Reader】通信速度向上と今後の動画配信事業について

以下の2記事を読んで。。
Source : Google、ますますスピードを追求―YouTubeに「動画速度の履歴」ページをオープン

Source : ビデオサイトへの投資でVCたちは何を間違えたのか?彼らは真の投資対象を知らなかった

YouTubeで自分の利用しているISP、他の人が使っているISPや平均通信速度と比較して、自分がどの位置にいるのかを開示することは非常に挑戦的だと思います。利用しているISPが遅いのであれば、他のISPへ乗り換えようと思う人が発生するし、遅い理由を追求するためにISPと何度かやり取りを始める方も存在しているでしょう。また、どのISPを使えばいいかという比較も出来るようになるかもしれません。そうなれば新規顧客獲得に関して大きなダメージを受けたり、低価格化が進むこともあり得ます。

ちなみにGoogle ReaderのShareでは以下のコメントをつけました。

これは挑戦的。次は速度を利用した音声、動画サービスが次々と出てくることは間違いない事実。
日本ではLTEもはじまって携帯端末でリアルタイムストリーミングサービスが出てくるだろう。携帯であればイヤホンを使えるし、文字の入力も可能だ。Ust+Twitterが携帯でも楽しめるようになっていくだろう。
YoutubeでもGoogle Buzzと連携してUst+Twitterと同じようなサービスを展開すると思われる。どちらが早くにサービスを導入するか。。。
少しは電源問題とウェアラブル系技術が発展することを望む。そろそろ電源に関しては革命が起きてもいいのではないか?と思うが、次世代電源はやはり有線から無線への切替が重要。無線充電を早く研究して米国が一歩リードしている印象だが、日本も追い越す必要がある。
それが進めばCO2問題も一気に進むと思われる。

via My Google Reader's Shared Item

Source : Google、ますますスピードを追求―YouTubeに「動画速度の履歴」ページをオープン

今回のGoogleの動きでまず考えないといけないのはモバイル側の動きだと思います。パソコン側は通信速度も速くなり、日本においてYouTubeの視聴はそれほどストレスを感じることはないのではないでしょうか?海外ではまだ通信速度が遅い地域も沢山ありますので、この Googleの動きが非常に驚異的なものに感じるでしょう。HD動画となると現在の通信速度でちょうど良いくらいまでになっています。今後も映像の精度の向上や映像だけでなく文字情報も含めた拡張や地デジじゃありませんが、動画をキーとした商品や関連情報をサイトに動的に表示を行ったり、インターネット側がテレビ側へ寄ることも考えられます。しかしながら目先において日本ではもう一歩進み、モバイル側の通信速度増加も含めてGoogleの動画配信を考えなければなりません。モバイルでのリアルタイムストリーミング可能化。これがモバイルの世界を大きく変えるのではないかと考えている。

動画といえば、もう一つのTechCrunchの記事も気になります。

ビデオサイトへの投資でVCたちは何を間違えたのか?–彼らは真の投資対象を知らなかった

同様に私はGoogle Readerで以下のコメントをしています。

確かに現在のビジネスモデルで動画配信事業に金を突っ込むのは危険だろう。
ただし今後通信速度の向上により携帯版リアルタイムストリーミングによる事業展開が予想される。
稼ぎは広告しかないのだろうか。

広告は重要で、例えばYahooとGyaoが連携(?)したが、動画配信している周りの背景部分を企業広告とする方法を携帯で利用してはどうか。また、広告を入れた時間により報酬が変動するというのはどうか。それと組み合わせて、動画と背景の広告を連動させ、実際にクリックまたは会員登録してくれた件数によって報酬が変わるというのはどうだろう。
広告を入れすぎると見る人は減少するため、動画配信者への報酬も減る。また、動画配信者が広告を選べれば、動画の内容に沿った広告を表示することが出来、配信側へのメリットも大きい。
既に撮影済みの動画を配信する場合は、動画広告の内容を自分で確認して適切なものを、適当なタイミングではさむ。ライブの場合は自分の発言内容をリアルタイムで解析されつつ、数十秒に一回広告の内容がリフレッシュされ、適切な広告リストが表示され続けているという状況を作り出せれば非常に面白い。
動画配信事業の未来はまだ暗くないと考えているが、皆さんはいかがお考えでしょう。

via My Google Reader's Shared Item

Source : ビデオサイトへの投資でVCたちは何を間違えたのか?–彼らは真の投資対象を知らなかった

動画配信で収益を考えた場合、広告のあり方を再度検討する必要がある。動画をどんどんアップさせるための取り組みとしては動画アップ側が広告を選択して配信するというやり方。これは事前に撮影済みの動画が対象となる。また、動画をリアルタイムに音声解析をしながら適切な広告を配信する方法。これはリアルタイムに何かを伝えるときが有効だろう。
事前に動画を撮影されている場合は、適当なタイミングで動画の広告をいれたり、動画ページに広告をテキストやバナーで入れたりすることが可能だが、リアルタイムストリーミングの場合は、動画中に広告を入れることが難しい。テキストやバナー広告が中心となってくるのではないだろうか。
YouTubeでも一部のアクセス数を稼いでいる顧客には広告料金をキャッシュバックしているような話を聞くが、全ユーザーを対象として、動画をアップすることによるメリットを享受することが出来れば、よりネット上の情報が爆発的に増えることになる。インターネット上に動画を置いておけるだけのスペースを用意してあげることで、その流れを加速することも可能かもしれない。HDDの価格低下により以前に比べ企業側が顧客に一定の容量を利用させるコストが非常に小さくなったのではないだろうか。データのバックアップ等も含めて考えると、まだまだ下がらないとビジネス的には成り立たないのかもしれないが。

p.s. モバイル端末だけではありませんが、電源に関する問題はかなり深刻になりつつありますね。サービスが向上しても常にバッテリーが無くなるリスクや電源を提供している場所が限定されている問題が常に発生しています。進化のスピードが非常に遅く感じ、機器がいくら発展しても制約のように付きまとっています。