最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術

最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術
泉 正人
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 9
おすすめ度の平均: 4.0
4 単純作業は仕組み化する
3 第三章のみ読めば十分
5 誰がやっても同じ効果が出るって、すてきな方法です!
5 仕組み化は、人にやさしいノウハウ
5イデアの扉を開いてくれる本

頭は考えるための道具。記憶するための道具ではない。。。とまで言うと大げさかもしれないが,自分の能力を過信せず記憶すべきものはPCなどに"記録"をしておけば良い。そして日々のルーチンワークは自分が不在になっても大丈夫なように「仕組み」化しておく。本書で語られる「仕組み」化は,To Doリストとチェックシートをあわせたような感じだと思う。To Doとその詳細を分けて記述するが,詳細として記述される内容はチェックシートにもなりうるもので,細かい手順や準備する物などを事細かに書くことが重要である。
私の場合はあまり気が進まない作業や仕事,モチベーションが下がっている時間帯など,波にのりきれていない時や波にのれるモチベーションにないときに使うと効果を十分に発揮することが出来るかもしれない。プライベートでも部屋の掃除や洗濯,料理など,どうも気が進まない作業は特に「仕組み」化すべきだろう。
「仕組み」化することで他人の作業を邪魔することもなく,自分も手順通りに進むため淡々と作業をこなすことができる。そして,作業が完璧に行われることにより周りの人からの評価も高くなり信頼が高まるという好循環を生み出す可能性を秘めている。
時間は限られている。毎週定期的に行うタスクは事前に「仕組み」化しておく必要があるが,それ以外にも「今何をやっていないだろうか?」と考え,今やらなければならないことを発見したとき,それに当てはまる「仕組み」を使うことで効率的に仕事を進め,やり残してしまうこともなくなるだろう。
To Do管理に関しては,オンライン上のサービスが沢山あるので,そういったサービスで自分にあったものを探し,とことん利用するといいだろう。