チベットの暴動

昨日からチベット政府の公式サイトを見たりしていたが、チベット政府側からは武装していない一般のデモに対して武力介入が行われ30人以上の死者が出ているという情報、そして100人以上の犠牲者が出ている可能性を示している。これは中国側の言い分と異なるわけだが、調べていると現在の胡錦濤国家主席はもともとチベット政策で強行的な立場をとり、かつ過去に主導していたことがわかる。Wikipediaチベットを調べてみると昔は中国は民族それぞれの自決権を認めた緩やかな共同体のようなものだったようだが、いつからかその民族自決権を剥奪し、1つの中国として強行な立場をとるようになっていったようだ。今年行われる五輪に向けて、まだまだ大きな動きが何度もあるような予感がしてならない。
チベットから外部へ通じる電話回線等のほとんどは切断されているか、中国の制御下に置かれているかで、現在は不通のようだ。今この段階で現在行われている暴動に対して意見するほど情報が出てきていないが、過去のチベット独立運動のときのような惨事、そして不当な人権弾圧が行われることがないよう願わずにはいられない。

<追記>
中国国内からYouTubeへのアクセスはブロックされているらしい。

Youtube Blocked in China, Tibet Protests likely the cause