費用対効果

「費用対効果」
最近、耳障りのいい言葉だと感じる。実際、この言葉を使って様々な案件を採用したり切ったりする。実際にIRRなどの指標を使って求めているという事は、ほとんどないように思われる。
たしかに、それを改善しても売上にアップしないという意味でバッサリ切っていく事も必要だと思うが、ある一区切りごとに再度切り捨てた案件を見直してみる必要がある。小さな要望でも他の改善案と抱き合わせして改善をする事で費用が抑えられる事があるだろう。

生活の中で「費用対効果」を考える場合はどうだろうか。

自分に投資をする。これが費用となるのだろうか。
では、効果は?
効果は自分が描く目標や夢なのかもしれない。
ある勉強を行う事により転職をする。ある資格をとる事により仕事の分野を増やす。
その目標、目的、夢と費用を比べる事になるのだろう。費用と一言で言っても、投資だけではなく時間の投資も考えられる。また、費用をコストという言葉に置き換えるならば、私たちが失うもの全てがコストとなる。そのコストとその結果を比較した際に、“今”何を判断すべきなのか。その部分が最も重要である。

ここで、昨日の投稿にもつながってくるのだが、実際に時間的コストをかけようと決心したならば早く行動に移す必要がある。自分はGoogle Calenderを利用しているが、実際に予定を入れてみると本当に時間は短い。具体的な計画を立てなければ全く行動を起こさない私は、なるべく小さな、そして具体的な計画を立てている。(ここ数日)
それでも、完全に守りきれてはおらず、数日遅れの状態が続き、もう少しで一週間ほど遅れていることになってしまう。実は、一度遅れている分をかんがえ計画を見直したが、再び遅れてきたという状態だ。
というのも、やりたいことが複数あるとどうしてもプライオリティが低いものに関しては夜中にやる計画となってしまう。実際は、眠くて途中で挫折してしまうというパターンなのである。
今日も少しずつ計画を進めていければいいかな。



少し話は変わり、Googleの“ただ乗り論”が存在するが、何度聞いても出る杭を打つ行為にしか見えない。
ITのインフラ整備に多額のお金を使っている会社もあるわけで、その回線を無料で使っているため、このような論争が起こるのであろう。皆で使うネットワークを膨大に消費するサービスために起こったことである。
今までも“ただ乗り論”は、様々な分野で言われる事があった。例えば電力に関しても電力会社が多額のコストをかけて引いた線を、次々に自由化し低コストで貸す事となるなどしている。
“ただ乗り”を是正するために、全ての事業者ではなく特定の事業者のみが負担するのも、何かおかしい気がします。
Googleだけではなく、Yahoo、eBay、Amazonなどのインターネット企業も中立を支持し、逆にインフラを提供している会社は批判をしている。賛成、反対は業界の立場的なものであり、問題という言い方もおかしいのではないかと思う。