「ヤバい経済学」

「ヤバい経済学」を読みました。
これ、結構読むのに時間をかけてしまったが、ちょっと読みにくかったという理由がある。
アメリカ人なら少しは身近なネタなのかもしれないが、やはり、日本人にはわかりにくい。感覚もわからないから、それって偏見?差別?ではないのかな?といった考えが出てきてしまうが、アメリカ人からしてみるとどう映っているのだろうか。
書き方も非常にフランクすぎて、結構冗談が混じっている。
本のラストもおそらく落ちなのだろうが、英語のわからない自分には笑えなかった。。。

内容はともあれ、この本からいくつかの学ぶ点があった。
・物事の本質を見極めよ。
・ネット上でも情報の非対称性を作り上げられている。
→故意に情報の非対称性を作り上げるだけではなく、うその情報をネット上にあげる。(リアルの世界と変わらない)
・抽象的な情報の提示は具体的に示すことができない場合だ。
・比較サイトにより、情報が光に照らされることで、非対称性を改善できるのかもしれない。

不明瞭な物事は光にあててあげる事で、クリアになる。
読む人、その人の関心事によって注目すべき点が変わってくる本だというのも面白い。
ここまで流行っている理由はわからないが、軽く読んでみて自分に必要な部分だけを抜き出すという方法が良いのかもしれない。

ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する