ソーシャルブックマークから考えるWebの流れ 3

3. Tagから見る Webの流れと広告

1,2で多少なりとも,自分の考えを述べられたような気がする。
ソーシャルブックマークという衝撃的なサービスに,思いをはせずにはいられない。
ただそれだけだ。

今考えていることは,3で完結させようと思っている。
また考えが多少なりとも変われば,どこかで書けばいいと思っている。

3ではTagの性質をもう少し見てみることにする。
Tagと言っても,一つだけ付けるという人はいない。
複数Tagをつけておくからこそ,自分であとで検索をしたりするときに役立つのだろう。
まず,このTagにも優劣があるのではないかと思う。

その記事で触れられているPopularな単語。それ以外にも自分なりに色々なTagを考えて
付けていく。 中には感情のみを表すようなTagを見かけたり,私自身が見ても
全く意味のわからないものもある。
そこで,このTagの優劣を決める指標として 例えば
「タイトルの中に含まれている単語と合致したものをメインのTag」としたらどうか。
もちろん本文全体との照合が出来るといいかもしれないが,あまり現実的ではないような
気がする。 サーバー等のことを考えると。

そしてもう一つ。 Tagというからには Tagを分類することもできる。
ただ,今回は「検索」という方面から考えてみると
Tagを選択すれば そのTagが付いているブックマークを取り出すことができる。
いわば紐付けされているということだ。 紐をひっぱれば,その紐に沢山の情報が
くっついてくる。
誰でも引っ張れる。どこからでも引っ張れる。

検索する側が メインのTagのみを引っ張るか,関連用語としてメインでなくても一緒に
引っ張り上げるかは選べた方がよいだろう。
絵を描いてみて欲しいのだが,ある人物が紐を引っ張った際に
その紐のいたるところに情報がくっついてくる。
その人物とそれぞれの情報との距離は 例えばPagerankのようなものだったり
ブックマーク数だったり,PVだったり,被リンク数だったり。。。

また,Tagという単語ではなくて ある1ユーザーを考えてみると
その人がどんなものをブックマークしているか,どんなTagをつけているかを
見てみることによって その人となりが見えてくるかもしれない。

このTagというものを考えてみると,いくつかアイディアと言えるかはわからないが
考えが浮かんでくる。
例えば広告についても,広告サイト自体にユーザーがTagを付ける事により
よりターゲット広告としての精度と効果が高まるという事もあげられる。
Tagは紐だ。 広告を引っ張り上げて一緒に載せるということも可能だろう。

一方,ブックマークを一つのフィルタとするならばスプログのようなものを
一掃することが可能だ。 あとは1ページ メインとなるTagは3つまでと制限を設けたり
1サイト 何ページ分 Tag付けができるということで,広告主に対するアプローチも考えられる。
webの流れとして そういう方向に進むかどうかはわからないが
ソーシャルブックマークという一つの存在から,アイディアも含め
何か考えられるような気がする。 もっと活用できる。 現在のTagという存在だけで
終わるべきではないと思う。

以上,ここ2,3日で考えたことでした。