モバイル端末の行く先。



Wirednewsで投票ボックスがいつもあって,

現在は Wimaxについての投票が行われている。

PDA端末も沢山出てきているわけではないし,ライブドアが「面の〜」って

言う前から,面のカバーに対する討議は各国で行われている。

一つ分からないことなのだが,Wiredの投票を見ると

Wimax自体に期待をしている人は非常に少ない。

ドコモをはじめ 携帯電話各社が現在通信速度の実験を行っている。

通信速度が 3G,4Gを超え, ついにはADSLという有線の通信速度を超える

だろうと 言われている。

通信速度の向上に フレキシブルな紙のようなディスプレイが

昨年12月から 実用化されはじめた。

まだ HPのようなカラー画面をキレイに表示するには,フレキシブルでは

実現できないようだが,これが解決されるのも時間の問題だろう。

消費電力が3分の1程度に抑えることが可能になるということは

電池の発達速度が CPUやメモリなどに比べ 非常にゆっくりではあるが

その遅さをカバーできるようになるはずだ。

ビジネスにおいて モバイル端末の重要性はよく言われると思う。

個人的には非常に重要だと思うし,持ちたいとも思っている。

モバイル端末といっても,様々種類はあるとは思うが

従来のPDA端末をイメージしている。

もちろん,ノートパソコンなどにも 次々に技術が応用されるだろう。

持ち歩くことの出来る端末が,今後 増加すると予想している。

Wimaxは第一歩のようなイメージを持っていたけれども

IT系の詳しい人から見ると,全く評価できないものなのだろうか。

それとも,早くなるという先が見えてしまっているからこそ

物足りなさを感じるのだろうか。

個人的に今後進むのかなぁと漠然と思っていることは

・データの同期化にともない グループウェアの個人版のようなものが

台頭すること。

マイクロソフトのLive技術も 噂で聞く程度で 期待だけは持っている。

自分で何が欲しいのかを考えて,これを言っているだけなのだが

「Anywhere」というキーワード。 インターネットという技術で

これを実現したと言うが,実現しているのは どこからでも

情報を取り出すことができるという面だけ。

やはり,どこからでも スケジュールの確認も出来て ある一部の人とスケジュール等の

データの共有ができる。 オンライン上に必要な情報があり,いつでもどこでも

アクセスができる状態。

例えば,企業向けにHDDのないPCが売られているが あれの個人版が出てきて欲しい。

自分のメインのPCに必要なデータがあり,どこからでもモバイル端末でアクセスし

小容量のHDDならば,かなり小型化しているので 4G程度の小容量のHDDのみを

モバイル端末に積むだけでいいだろう。

そこで重要になるのは,やはり認証技術。

自分だと確認できる方法を確立して欲しいなと 切に願っている。

ITmediaの記事でも,音楽のコピーワンスについて “その人だと確実にわかれば

ダウンロード回数等に制限を設ける必要もなくなる。” “聴く権利”などの言葉が

書かれていたように記憶している。

実際 この認証技術は確立すれば,様々な部分に使用することができ

正規ユーザーに対する不便さを解消することが可能だ。

(ここでいう「確立」は 非常に曖昧な意味合いで使ってしまっている。)

携帯電話もそうだが,その一つの端末で何でも出来るようになるに連れて

その端末自体の“価値”は向上していく。 常に持ち歩くからこそリスクは大きくなる。

そうなると,データはなるべく入っていて欲しくない。

必要最低限入っていて,あとは必要なときに 「いつでもどこでも」取り出せる環境

これは 発達せざるを得ないと思っている。

(価値があがり,リスクが高くなりすぎた場合の調整は,

機能をそいで価値をさげるか,リスクを下げるか。二つに一つなのかもしれない。

その端末の情報を簡単に消去可能。もしくは,情報を保持しないなど)

当たり前のことかもしれないが,IT業界とは全く無縁なので

常に 希望という気持ちが漂ってしまっているが,少し目をつぶっていただけたらと

思って書いてみた。

ビルゲイツ氏が「パソコンはまだ始まったばかりだ」と言ったようだが,まさに

そうなのかもしれない。