雑誌とRSS

現在,雑誌をパラパラめくる機会が増えているのだが
実際読んでみると 面白い内容が詰まっているものである。
全く知らない分野でも,面白く読めたり
雑学的な分野の内容が身についたり。 非常に面白い媒体だと思う。
そんな自分は ほとんど雑誌を買わない人。

出版社が嘆いている 要因となっている人物だ。
そこでふと思ったことをメモメモ。

実際に手を取って,中身を見ると面白いと述べたが
自分も 内容が面白いと最近思っているので 買ってもいいかなと思ったりする。
ということは,とりあえず その雑誌を手にとって見てもらうことが必要なわけだ。
現在 週刊誌のようなものは中刷りもあって 欲しいものを買うという行動ができるが
多くの雑誌は,本屋でたまたま手に取ってみる や, 興味のあるものならばwebで調べて目次を見てから購入というパターンもあるだろう。
でも,これでは受身の態勢すぎる。
待ち構えているのではなくて,自ら積極的に売らなければいけないのかもしれない。

そこで,ありきたりだが RSSはどうか?と思った。
自分にとって どんな情報があったら手に取るか考えたところ,とりあえずRSSによって タイトルとサブタイトルの部分くらいは
配信してほしい。 それも細かく情報が欲しい。
例えば 一つの特集の中がさらに4つ5つに分かれている場合は少なくないが,
その小さな単位のタイトルなども欲しい。

なぜそう思ったかというと
現在 自分自身RSSを利用しているが 主にオンラインニュースを調べるか,もしくは 気になるサイトが更新されているかどうかをチェックするためだけに
利用している。
しかし,オンラインニュースと雑誌とは全く違う。

オンラインニュースの見出しは,タイトルに内容が集約されすぎている。
つまり,タイトルを見れば ニュースの8割くらいを理解できると言っても過言ではないのではないか。
事件があったこと。 不祥事があったこと。
経緯はわからなくても,ニュースの結果がわかる。

もうお分かりかと思うが,雑誌は全く違う。
タイトルの付け方が違う。

RSSによる広告配信というものが 次第に出始めていることは間違いない。
RSSで配信して クリックをしてもらうことが重要だ。 つまり,人々を魅了するタイトルが重要な役割を持つ。
雑誌のタイトルも 非常に魅力的なものだと思う。
ある意味広告のような存在。

雑誌の中身も,調査,詳細,記者による分析などが入る。
用語説明もあれば,雑学的なものもある。
オンラインニュースにお金を払うという考えは 全くないのは,RSSによりほとんど内容がわかってしまうし
他のサイトでも 同じニュースを無料で配信しているということがあげられるが,
雑誌は RSSによりタイトルを配信しても中身はわからないし, 全く同じ内容が ネットで流れているということはない。

同じ内容がネットに流れている場合があるときもあるが。
RSSは雑誌にとって,販促的役割を担うと思う。
これにプラスして 詳細な目次も見れるが,その中で検索機能がついていたり 他に機能がついているとさらに良い。

目次も詳しければ 詳しいほどいい。
もしこれが現実化してくれば, 次の問題は ”雑誌の質”になってくるだろう。
いかに 特徴のある記事, 報道されていない事実を 雑誌の中に盛り込むか。
これにかかってくる。