拡大から収縮。

現在のインターネットというものは
サイトが次々に乱立し,Blogの普及によりpingを大量に飛ばす。
SEO対策として コメントスパムなどが横行するといった事例もある。
インターネットの世界が広がれば広がるほど,検索ツール,検索サイトの重要性が増してくる。
デスクトップサーチというものが出てきて,検索ツールの世界はさらに競争が激化している。

デスクトップサーチが出てくることにより,オンラインの検索サイトがすたれてくると
一部で言われていた。

確かに デスクトップサーチを入れることにより,そのツールでの検索で満足してしまうかもしれない。
だが,色々調べたいというための検索サイトや検索ツール。
現在 最も使用されている検索サイトは やはりGoogle
となると,デスクトップサーチも Googleのものを入れたくなってしまうとは考えられないだろうか。

まぁ,ここまで単純ではないかもしれないのだが。
何度か書いてはいるのだが,自分自身 現在の拡大していくネットの世界は
今後 何らかの形で収縮を迎えなければならないと思う。
様々な分野に特化したポータルサイトや,RSSをさらにフィルタリングして
自分の探しているものに対する答えを より短時間で見つけられるサービス。
そういえば,ある本で サイトに”いかに長居させるか” → ”いかに短時間で去っていくか”が重要

という パラダイムシフトの話が載っていた。

理由は「サイトに長居」 : 探しているものが なかなか見つからない状況。
「短時間で去る」 : 目的のものがすぐに見つかるサイト。
こういうことであった。 もちろん,そのHPに答えが書いていないという可能性もなくはない。

今までは企業のサイトでのみ,ユーザビリティを考えられ
一般のサイトでのユーザビリティというのは,ないがしろにされていた。
ISPが行っている Blogがユーザビリティを考えられているのかどうか。 そういった要因からも影響を受ける。

ユーザーのためのリンク。
ユーザーのための 収縮。 収縮させるツール。
今後もこのテーマを深く考える必要がある。