海と山の島 神津島(1日目)

5月2日から5月4日は神津島を旅行してきた。その旅の記録1日目。
神津島は他の伊豆諸島と一緒で,火山島のため海と山が一緒にあじわえる島で,特にダイビングスポットとして有名なため,ダイビングの店も沢山あってツアーも色々とあるようだ。実際に神津島をうろついていても,インストラクターが初心者に教えている様子が見れる。それから磯釣りも有名のようで,釣り客も沢山いる。
今の時期は梅雨前までとれるアカイカ,金目鯛,サンマあたりが旬。そしてちょうど神津島についた5月2日まで漁が行われていたテングサ。今の時期はそこら中でテングサが干されている。道路も海岸も。。どう見ても自分の土地じゃないような場所もお構いなく干されている。

テングサっていうのは,ところてんの材料だ。最初は真っ赤な海草。それを1ヶ月程度干して白くするらしい。雨の日は雨にさらし,それをまた水で洗って干したりと,結構手間がかかるんだね。
この島は皆が協力して支え合っている。旅館の人も魚やテングサを分けてもらう代わりに,テングサ干しに協力していたり。そして島の人は優しい。道路を歩いているとよく車に乗った現地の人に声をかけられ目的地を聞かれる。
島の周囲は22キロほどあるらしい。ただし,伊豆大島のように道路でぐるっと島を一周することは出来ない。道が途中までしかないから海岸沿いを歩いていると途中で道が終わり,引き返す必要がある。

さて,1日目は村の中心「前浜」から島の西海岸を縦断する旅だ。

西海岸は比較的砂浜も多いけど,やはり岩だらけな場所もある。砂浜は「前浜」の他にキャンプ場とくっついている「沢尻海岸」「長浜海岸」がある。特に沢尻海岸あたりはキャンプ客も非常に多くて,沢山のテントが張られていた。思うに島の夜を堪能するにはキャンプするしかないんだと思う。
旅館にあった張り紙によれば,観光客による夜間の騒音によって村全体で門限というものが出来ており,それは23時だと書いてあった。本当に夜空と静かな海を堪能したいならキャンプをお勧めする。あと,旅館に宿泊してもキャンプをしても,神津島には温泉がある。風呂は全て神津島温泉保養センターを使う事をお勧めする。今回の旅では使わなかったが,話によると健康ランドのようになっているらしい。露天風呂の方は男女混浴のため水着着用だが,中の風呂は普通に入れるということだ。

話は戻って,砂浜の砂は非常にきめが細かくて普通に歩くだけでどんどん足が沈み,歩きづらいほどだ。
そして西海岸の最北端は「赤崎」。赤崎はダイビング,シュノーケリングだけでなく子供が遊べるように飛び込み台や,展望台が一堂に会する場所だ。その場所がつい最近テレビの撮影が行われ,5月7日に放送というから驚きだ。今年はダーツの旅も来たらしいよ? ソーラーカーの企画だって言ってた。

番組は「テレビチャンピオン」。赤崎のこの遊び場である遊歩道は過去の台風で一部壊れた箇所がある。そこを地元の大工が直すような企画みたいで,ただ直すのではなく小さな滑り台があったり,不思議な仕掛けがあったりした。(ずっと見てたけど,何に使うのか分からなかった。テレビを参考に。)

従来からあった遊歩道に付け加えられた感じで,そこだけ木の色が違うという感じだ。ぜひ番組を見てね!
そのほかに西海岸だと採石場から運び出した石を輸送するために使っていたトロッコ跡なんていうものもある。

もう足の部分に錆が来ていたりして,長期間使われていないことがわかる。あとはジュリアの十字架や千両池が南側の山奥にあるという感じだ。とりあえず1日目はこんな感じで。