脊髄反射的なアイディア

実は結構前から考えているアイディアだったりしますが,とりあえず書いておく。(本に限らないが,例として本をあげる)
<問題点>現在のAmazonは書評を集め切れておらず,実際の書評は各ブロガー等が運営するウェブサイトやその他媒体に散らばっている状況である。従って本を売るためにはなるべく多くの人がリーチするように,広告を多く出したりアルファブロガーに書いてもらう等が必要である。また,現在商品の感想,評価を集めるサイトは多いがブロガーにとっては全くメリットがないため,Amazonでもそうだが感想,評価の書き込みがそれほど多くなく,あまり参考にならないケースが目立つ。
<方法・打開案>RSSを使う。書評を書き収入を得るというブロガーの意志は反映させるため,あくまで書評は自ブログを中心に書いてもらう。ブログのタイトルをある程度固定する。たとえば「[書評]〜(本のタイトル)」など。
RSSで部分配信または全部配信を行ってもらい,新たに立ち上げたサイトで配信されてきたRSSをフィルタリング。書評だけ抜き取り該当の本の書評として本文100文字を掲載し,続きは「続きを見る」などの文字を使い省略する。クリックすると別ウィンドウまたは別タブへ飛ばすのではなく,PHPなどを使って同一ウィンドウ内で該当ブログの書評を全文見られるようにする。
新たに立ち上げたサイトで事前にユーザー登録およびAmazonアソシエイトID等を登録しておいてもらい,サイトで購入された分の収入は書評を書いてくれた人全体に均等に割り振る。(小数点以下切り捨ての場合,切り捨てられた分が新サイト運営費になるかも。集計を週1回または月1回とすれば,小数点で切り捨てられる部分が減り,書評を書いてくれた人への還元が増える)。自分のウェブサイトを保有していない人は直接新サイトに書評を書いてもらう。
本ではなく物の場合,Flickrのように写真に直接コメントを入れられて,マウスオーバーでコメントが表示されるとおもしろい。また,ユーザーが物を出店する機能を追加するのであれば,オンライン上で写真の編集が行えると良い。
<メリット>ブロガーにとって自サイト以外でも少ないかもしれないが収入を得ることが出来るというメリットが発生する。また,「続きを見る」によって自サイトが表示されるのであれば,さらなる収入が見込める。
各ブロガーの意志や考えを変化させることなく,新サイトで書評を集めることが出来るため本を出版した人にとっても,出版社にとっても,オンライン上で書評を見て,その場で購入してくれる人が増える。ブロガーが書評を書くことから,リーチを落とすことなく,新たなリーチを生み出すこととなり,やがては新サイト自体が大きくなることで購入の参考とすることが多くなると思われる。
<考慮点>短文だけ書いて新サイトで他人の書評を利用してお金を稼ごうとする人は必ず出るので,書評掲載にあたる最低文字数が必要。50だと少ないと思うが,100程度なのだろうか。あとはアフィリエイトやリンク,コンテンツを盗むような悪質ブログの排除方法かな。ユーザーによる評価でマイナスのものを消すということでも良いが,一人のマイナス点でいきなり掲載見送りというのも厳しすぎる。その点は詰める必要がある。

以上。大まかなサービス概要です。 考えれば考えるほど大きくなるアイディアなので。。。誰かやりません?w