ウマいコーヒー

いつもの行きつけのコーヒー屋で豆を調達。評判も高く、うわさ通りのいい意味で頑固なおじさんが経営するお店。いつも入店すると一杯コーヒーを入れてくれて、そのコーヒーを飲みながら豆を選んで購入する。今日のコーヒーはマンデリン。でも、自分がいれるマンデリンと全然違って、凄いコクが出ていたので、いれるコツを聞いてみた。
店主曰く

  • 何杯かのコーヒーを一度にいれるよりも、1杯いれるほうが難しい。
  • コクを出すには15〜20gは必要
  • 沸騰直後のお湯より、少し置いて冷ましたお湯のほうが良い

ということだった。聞くと「マンデリンは日本に入ってくる量が多い豆。だからこそ、質がピンからキリまである。米と同じだね。」「うちの豆が一番ウマいから、「絶品」という札をつけている」ということだ。
確かに、今日出されたマンデリンのウマさは半端なかった。いつも飲んでいるマンデリンと違うと思ったので、売り場の豆を指しながら、「このマンデリンじゃないですよね?」って聞いてしまったほど。この店ではマンデリンは深さの違う2種類が置いてあって、いつも自分が買っているマンデリンよりさらに深煎りのマンデリンの方かと思ったからだ。でも、実際には普段自分が買っているマンデリンと全く同じだった。だからこそ、どうやっていれれば良いのか知りたかった。
店主曰く、「うちの豆はドリップすると、一気に膨らむからお湯を入れすぎる人が多いんだよね。一気に入れるとお湯が一気に流れ落ちて、挽いた豆もかき回されちゃう」と。
そこで、ウマいコーヒーの入れ方だけれども

  1. 15〜20gの豆を挽く
  2. 最初にお湯を入れるときは量に気をつけて挽いた豆が蒸されるイメージ
  3. お湯を入れすぎず、丁寧にドリップ

やっぱり、コーヒーって贅沢品だね。使う豆も増えるし、急いでいるときなんかに飲むものじゃない。