理工系のネット検索術100 理工系のための情報収集術


理工系のネット検索術100 理工系のための情報収集術

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書誌データ / 書評を書く


読み物というかハウツー本なので、読んで「なるほど!」と思って実行する本。
書評まではさすがにいかないが、こういう本を1冊は読んでおくとインターネットライフがより充実するかも?!というもの。100の中の6割がGoogle検索やGoogle Lab関連検索。2割ほどがWikipedia関連。残りは各専門に分かれた論文検索サイトなどの紹介となっている。
Googleの検索では、普段からフレーズ検索やサイト内検索、検索画面から表示可能な辞書機能や電車の乗り換えなどなど、Googleのウェブサイトに載っている検索方法は大体試していたが、「この検索方法を使うと便利かも!」と思った検索方法がいくつかあった。

ウェブサイトはいかに早く検索できるかが勝負。マイナス検索も含めて、がつがつと検索をする。それとともに、色んな検索コマンドやカッコでくくったりして、絞り込むことが重要。

私個人としてはWikipediaを含め、Google以外のものに関しては非常に疎いので、その部分が強化され、また本書をまた見返すようにドッグイヤーが沢山できた。後で訪れてみようと思ったウェブサイトや、サービスなども沢山あり、理系の人といわず、文系だろうがなんだろうが、インターネットを使って情報を短時間で収集したいと思ったら、本書を参考に検索を行ってみるのもよいかもしれない。

本書の構成は2ページで1つのサービスを紹介しており、左側のページで解説、右側のページがウェブサイトのキャプチャーを使った実際の利用方法が書かれている。
ハウツー本なので、非常に読みやすく、また後で見返すのも容易なつくりとなっている。

私自身、1時間程度で読み流してしまったが、パソコンをいじりながらじっくり試してみるのもよし、私のようにドッグイヤーをつけて、自分の知らなかった部分だけ、後で見返すのもよし。
文庫サイズで900円なので、一度めくってみると面白い本かもしれません。