Blast?

本日、夕刻より東京国際フォーラムで行われているBlast!?を観てきました。

?というくらいだから、何か違うんだろうと思って入ったところ、まずステージ上のスクリーンに映っている「□」「△」「○」や、流れている音楽も全く違う。音楽は流れていなかったのだが。
実際、始まってみると全く違う世界が広がった。
最初は「□」「△」「○」のコンセプトでステージを分けて、音楽によって印象を変えていくのかと思ったけれども、そんなことは全くなく、電子音・ダンス・プロしか吹けない音域の音を出したり、“技”を駆使したステージとなった。今回のステージでは金管楽器だけではなく、サックス・フルート・クラリネットといった木管楽器も登場し、表現の幅を広げた。そして、木管楽器もメインを担いながら、アクロバティックな動き、バトン、ダンスが繰り広げられた。
さすがバトンの貴公子。稲垣正司さん。
あれはスゴイね。バトンが自分の体の一部のように、自由自在に操っていました。22個の金メダルをとっているという凄腕。彼の演技には圧倒されるばかりです。

そして、空間の作り出し方が一流ですね。2次元の中に3次元を作り出しているような、光の演出。光の演出を際立たせるための工夫が施されていた。
あまり関係ないけれども、毎年休憩時間にやっていた「地獄のメリーゴーランド」が舞台の上でやっていたね。


演奏技法は素晴らしいし、ダンスも素晴らしい。
でも、個人的には何か物足りなかった。ひとつにコンセプトのなさ。
音楽と色の組み合わせというわけでもなく、音楽と幾何学図形という組み合わせもない。

通常のBlast!で聞ける、あの正確なスネア。余韻がいつまでも残るトランペット。楽器が音から声へと変わる、あの感動がなかった。自然とスタンディングオベーションとなる、あの感動。

でも、来年、ついにオリジナルメンバーが来日することを聞いて、本当に嬉しかった。
1度はオリジナルメンバーで見たかった。このBlast!の演奏を。
DVDで見れる、あのトランペッター。ダンス専門の人(名前までは覚えていない。。。)。
どうしても見たかった公演が日本で見れるなんて、感激です。

早速、ウェブサイトへアクセスしよう!って思ったけれども、アクセスしてみると「404・・・」。
うーん。あまり好まれてはいないようですね。
でも、必ず見に行きます。

URLは↓らしい。
http://www.blast-tour.jp

<追記>
上記URLが有効となりました!
早速、空メール送信。