革命

昨日,ついでに <旭山動物園>革命−夢を実現した復活プロジェクト
という本を読んだ。
内容は簡単なので,すぐに読み終わりましたが
中でも「アイディアを実行に移さない人を叱る」という部分は
自分に対して,よく言い聞かせなければなりません。

他には,やはりモラルの欠如という問題。
よく考えなければならない問題です。

「モラルの欠如」,「常識からの逸脱」というのは,すべてではありませんが
やはり,“相手の立場になって考えられない”“自分が中心”と思う
ことによる行動だと思います。
動物にアイスクリームを与えて死亡。
キリンの胃の中にはお菓子の袋,慢性的な下痢に見舞われ死亡。

確かに,「あげたら動物も喜ぶかも」と思う心理もあると思いますが
一方「動物が喜ぶ姿が見たい」という事かもしれないし
つまらないから煙草の火を付けて,“動物が火に包まれるところだった”
という部分にいたっては,“見ている自分”を楽しませたいという
一面しか感じられない。

動物の本来の生き方=見ていて楽しいものだ。 → 全部見せよう!
という発想も面白い。 言うは易し,行なうは難し かもしれませんね。

最後の方に書かれている動物に対するモラルの欠如という問題も
言い換えれば,まだお客さんの目を満足させるに至っていない。
という事も言えるような気がします。

モラルの欠如,入場者数の増加に起因はもちろんしているだろうが
それも考え方次第で,次の新たな改革に踏み出せるのではないでしょうか。

〈旭山動物園〉革命―夢を実現した復活プロジェクト  〈旭山動物園〉革命―夢を実現した復活プロジェクト