視覚マーケティングのススメ

視覚マーケティングのススメ
ウジ トモコ
クロスメディア・パブリッシング
売り上げランキング: 156
おすすめ度の平均: 4.0
5 これを知らないとビジネスマンも大損する!
3 著者のデザインに対する誠意と熱意が、ひしひしと伝わってくる。
5 零細企業にも活路を与えた「デザイン戦略」の衝撃本
5 実際の現場、実態を知った上での適切な指摘に納得
4 デザインの力で元気になります。

顧客層をよく見極め,どのような方向へ進みたいのか。現状をしっかり捉え,その上でクラスとタイプ(好み)を考えてマーケティングを行うべき。「Technology」「Userbility」「Design」が同じ方向を向き設計されることが重要。そのほかにもデザインに関し,文字のフォントやカラー,コピーや「トーン&マナー」といった,視覚に訴えるマーケティング,そのデザインされたウェブサイトや広告によって受ける印象や,その実際が書かれている。本書の巻末付録で画像検索サイトやデザインに関するウェブサイトのアドレスが一覧になっているのもうれしい。
思うに,デザインが優れていると口コミや各個人のブログでも取り上げられやすいのではないかと思う。また,ウェブ上では動画を使った広告が少しずつ増え始めている。動画といえばテレビだが,印象的なCMは当初の投資額を上回るほどに注目される。海外のCMではいくつかそのような小さな投資で大きな効果を生み出しているものがあるが,このペプシコーラのCMもその一つだろう。YouTubeにて1500万再生を超えている。

今後は,このような動画広告も面白くなってくるのではないかと思う。