タクシーのメーターの仕組み

タクシーのメーターについて、別に各社でシステムが大きく異なるということもないと思うので、聞いた話を書きます。
まず、タクシーの料金課金には2つのパラメータがある。それは「距離」と「時間」。「距離」は何メートル走ったら、いくらあがるというもの。「時間」は何分で、いくらあがるというもの。非常にわかりやすい。 で、この2つのパラメータは同時に動くことはないようだ。非常に仲のよい運転手から聞いたのですが、速度が10キロ未満になると「時間」によって値段が上がる。10キロ以上になると「距離」によって値段があがるらしい。各社、この値段を何分で、またはどのくらいの距離であげるかの設定は異なると思いますが、この構造のため、10キロ以上を保って信号になるべく引っかからないように走ってもらうと少し安くなったりするようだ。
当たり前の話だけれど、タクシーで乗る距離が一定であれば、「距離」パラメータ上料金も一定。だけれども、信号に引っかかったりして「時間」パラメータで課金されることで、料金が値上がりする。乗る距離が長くなれば長くなるほど、料金の分散が大きくなるということだ。

何か話を聞いていて、妙に納得したので書いてみました。燃料費があがって初乗り料金があがるにともなって、何分で値段をあげるか、何メートルで値段をあげるかというパラメータもいじる会社もあるみたい。初乗り料金が一緒だからといっても、会社によって値段の上がる速さやタイミングは違うんだろうなぁ。見た目じゃ全く判断つかないので、運だと思いますが。