レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術

本田さんの本は3冊目。書いてあることは大体似ているし、内容がかぶっているところもあるけれども、どれも良書だと思う。
この本を読んで感じたことは、「自分が勝ち馬になるために、他の勝ち馬を探して研究せよ」ということかな。過去の偉人や、資格に合格した人など、すでに過去に経験され、そして克服している人を探し、その勉強法などのノウハウを事前に読むことで、ゴールへの最短距離を見つけることが重要である。

以前読んだ「ダメな自分を救う本」の感想部分では、本田さんの著書の内容と合わせて自分なりの感想を書いたつもりでしたが、このレバレッジ・シンキングに、はっきりと同じことが書かれていました。

いきなり大きな習慣を身につけようと思わず、小さなことからやり始める、あるいは意識することです。
〜中略〜
小さなよい習慣を身につけていくと、よい流れが生まれます。「良くしていこう」という意識がベースに生まれると、やがて大きな習慣もできるようになります。」
〜中略〜
習慣はたまに途切れることがあります。それを立て直す場合にも、小さな習慣をやることが大切です。
〜中略〜
小さな習慣を行うことは、一見すると、馬鹿馬鹿しいと感じるかも知れません。しかし、それは脳科学的によいと証明されたものでもあります。

中略が多くなりましたが、ようは“必ず”できる小さなことを積み重ね、習慣化していくことが重要であるということです。

本書では、リーディングやシンキングだけでなく、パーソナルブランディングに関してもレバレッジの話を出しています。事前に調べて最短距離を見つけたり、事前に計画をたてるのは旅行や電車の乗り継ぎ時刻を調べることだけではなく、普段の生活やビジネスの上でも、どんどん活用すべき。そう述べられている本です。