ユダの福音書 原典

以前、「ユダの福音書を追え」のほうを読んでいたので興味があって読んでみました。

でも、やっぱりユダの福音書自体の損傷が激しすぎて、これを読んでも、どれだけユダの福音書がすごいのかがあまり理解できなかった。

ユダの福音書を追え」のほうで書いてあることが簡易的に最初に書かれ、続いてユダの福音書で解読できる部分を注釈付きで書かれる。残り半分以上は小論文のような状態だけれども、この小さな部分と古く異端反駁のために書かれた書などを参考に、グノーシス主義ユダヤ教なども含めてキリスト教を語る。だけれども、途中途中、かなり信仰深いというか、宗教に走っている部分があって、そこまで他の福音書や考えを批判しなくても。。。と思うことも。

結局最後までは読む気がなくなりました。

でも、ユダに対する考えが変わってきた。面白いことに、ボブ・デュランの歌詞が本に3行載っていた。内容はユダに関する真実がいずれわかるだろうということ。意味深ですねぇ。